クロロホルム

July 13, 2011

眠らせる

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女性を眠らせて(もしくは気絶させて)から目的の事を行なうというのは、このジャンルにおいてはよくある設定でございます。でも、眠らせるにも様々な方法がございます。
王道としましては、クロロホルムをしみ込ませた布を鼻に当てて押さえつけ、昏睡するのを待つというもの。多くの作品がございますし、隷嬢寫眞館におきましてもいくつかの作品を出しております。
次によくあるのが、殴って気絶させるというもの。後頭部を殴打したり、鳩尾に一発喰らわせたりと、少々荒っぽいですが、このパターンもよく見かけますね。
その次は睡眠薬を飲食物に混入しておくというもの。コーヒーやジュースに怪しげな粉を混ぜて飲ませると、たちまち意識が朦朧としてしまうというもので、これもなかなか面白い。
珍しいものでは、睡眠薬を注射して眠らせるというもの。これは演技者もうまくやらないと事故につながるから要注意ですけど、結構興味深いです。
このように、いろいろな眠らせ方がございますが、みなさんはどれがお好きですか?
ちなみに、次の作品では、ぶん殴って気絶させます。

痛快隷嬢物語3 トリプルクロス



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April 29, 2008

クロロホルム

関西の店舗様より、5月のキャンペーン用として、いくつかのタイトルを追加でオーダーいただきました。特に印象的でありましたのは、その中にDACHシリーズ全タイトルが揃いでご指定いただいていたことです。DACHの「CH」とは、「Chloroform Heat」の頭文字をとったもので 、要するに、クロロホルム・シーンを中心に展開する作品のシリーズです。(ちなみに、DACHの「DA」のほうは、「D」がDVDをあらわし、「A」は店舗卸用を指しており、大した意味はございません。)
ともあれ、クロロホルムはやはり人気が高いのだなあ、と思いつつも、手元に在庫が殆ど無いため、急遽増産せねばならなくなって、昨日から本日にかけて、大わらわで仕事をしておりました。たった10タイトル、されど10タイトル。
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実をいうと、本日はもともとは撮影の予定があったので、徹夜作業をするつもりはなかったのですが、昨晩遅く、モデルさんが急病との連絡を受け、延期になってしまったのです。前夜の延期決定は、本来ならば凹むところなのですが、DVD作業の時間が出来たと、むしろ神様に感謝までする次第でした。
そんなこんなで、発送することは出来たのですが、この作業で、本来昨晩やらなければならなかった作業を思い出し、それを今からやらねばなりませぬ。それは、次期DVDタイトルの題名を決めること。早くしないと入稿期日に間に合わなくなってしまいますので、今夜も遅くまでかかってしまいそうです。


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April 20, 2006

着装文化通信19 クロロホルム

「人通りの少ない裏の路地。黒い背広にサングラスの妖しい男は一人の女性に声をかける。振り向いた瞬間、腹に一撃。叫ぶ間もなく、気を失った可哀想な女性はそのまま車に乗せられて人知れずどこかへ連れ去られてしまうのだった…。」
 実際には余程の心得のある方でなければ、相手のみぞおちに一発で気を失わせたりすることは中々難しいことかと思われます。相手に怪我をさせてしまったりする危険性を伴いますし、そもそもあまり紳士的な方法でないところも気に入りません。
しかし、かといって真正面から枷のない状態の人間を、思い通りにする(しかも黙らせつつ)ことは余りにも大変なことであります。陰気にそうっと背後から忍び寄り、手早く、なるべく腕力を使わずに女性を大人しくさせてしまう方法はないものでしょうか。
というわけで、今回のテーマは「クロロホルム」であります。
 実物はみたことがなかったとしても、推理小説やテレビドラマ等では全くおなじみ、例の夢のお薬です。布に数滴しみこませ、嗅がせるだけで相手の意識がみるみるとなくなってしまうという、しかも劇薬や毒性もない(※勝手なイメージです)というまさに夢の薬品。クロロホルムさえあれば。割とお手軽に女性を攫って車に連れ込み、部屋でゆっくりと縄でぐるぐる巻きにし、猿轡をして、その女性がハっと気がついた時にはすでに手遅れという状況に持ち込めるという次第なのです。
 という便利さも、さることながら。他にもう一つ重要なのがこの「クロロホルム」の持つ、素敵なキャラクター・イメージではないでしょうか。
 「クロロホルム」といえば「監禁」「誘拐」「美少女」等のイメージが即座に浮かび、あとは何の説明を聞くまでもなくストーリーは、決まったも同然です。
 例えば、昭和初期の洋館の書斎か、薬品棚の影にこっそりと置かれた濃い茶色の小さい小瓶。蓋をあければうっすらと鼻につくような甘い香り。
 昭和の探偵小説のような、世界観。そんなイメージが即座に浮かぶのは私だけではないでしょう。
 更に少々大げさにいわせていただくならば、これを使うものは身なりのキレイなこざっぱりとしたインテリ風で、七三わけで、学者か探偵か作家等の職業につくステキな紳士に、「違いない」ですし、又、クロロホルムを使って攫われる可哀想な少女は、育ちのよいお嬢さんで大きなお屋敷に住んでいてちょっと生意気で世間知らずの色白の美少女で、「なければいけない」のであります。
 「クロロホルム」と聞いた時、大抵誰にも浮かぶと思われますこれらの卑猥な(笑)ストーリーが、クロロホルムの魅力なのでありましょう。

 ところで、余談ではありますが抵抗する人間を一人、押さえ込むということの大変さについて一言申し上げておきたいと思います。
 仮令、かよわい女性であったとしても、です。下手したらこちらの方がばててしまい、獲物には逃げられ「誘拐未遂」というなんとも哀愁漂う結果にもなりかねないところでございました。
 先日行われた、撮影時のことで御座います。
 大抵の女の人は見かけよりも力持ち。これはとても正しい。ということを、身を以て実感したのでありました。はい。
 嗚呼、私の手に持つコレがホンモノのクロロホルムだったならば…。
 そう願わずには居られない撮影となりました、DVD「クロロホルムに酔いしれて」好評発売中でございます。


reijoh_shashinkan at 13:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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