January 07, 2008

着装文化通信29 マミフィケーション

 スナイパー読者の皆様方ならば御存知かとは思いますが、マミィとはおかーさんではなく木乃伊(ミイラ)のことです。MammyではなくMummyです。そしてマミフィケーション(Mummification)とは、あたかも古代埃及の木乃伊のように、布や包帯で全身をぐるぐる巻きにしたりされたりして萌えたり萌えられたりする変態行為のことです。ちょっと説明が大雑把ですかな。
 とにかく見た目はインパクト大です。なんてったってホラ、見た目が木乃伊ですから。そんじょそこらのボンデージとは絵的に迫力が違います。ところで、他のカテゴリの変態もそうですが、マミィ・マニアにも色々な嗜好と傾向が見られるようです。巻物の素材(布、包帯、テープ、ラップなど)に拘るとか、きっちり巻かれていないとダメだとか、ちょっと具が見えているほうがいいとかダメだとか、まさに変態十色といいましょうか、やはり細かい好みがあるようです。
 全身を覆うあの拘束感・圧迫感はラテックスやいわゆるゼンタイに通じる所があるように思われますが、ラテックスはいわずもがなゼンタイよりもはるかに通気性の高い、目の荒い布(本物の木乃伊には亜麻布を使用します)を用いることで、かなりの長時間にわたる拘束が可能です。さらに上からサランラップやビニールテープなんかでビッチリ巻く様式もありますが、それですと全身を包まれたときの拘束感と息苦しさはさらに高く、ラテックスとはまた違った感触でなおかつ圧迫感は同等レベルかそれ以上得られるかと思われます。
 また、そもそも木乃伊とは死んだ人間(死後三日たった人間の死体を木乃伊に加工します)であり、マミフィケーションされた人は、みずからの生命を失うことなく「死体」という役割が与えられます。死とは肉体の自由を永久的に奪われる完全全身拘束です。従ってマミフィケーションはたんなるボンデージよりもより、メンタル的な相乗効果や特殊効果を脳内にもたらすものと思われます。マミフィケーションにはそういう付加価値的な魅力があるのです。そういった所謂ネクロフィリア的要素が入っている人には、更に護符を貼り付けたり、腕をクロスしてから巻いたり(腕を伸ばしている木乃伊と二通りあります)、装身具だの埋葬品だの何だのをオプションしてあげると喜んでくれるかもしてませんね(布は装身具の上から巻きます)。
 また、ネクロフィリアの対極に位置するように当然、動を求めるアクティヴ・マミィ派もございます。脱皮前の蛹の如く、グネグネともんどりうってのた打ち回りもがいているマミィに萌える一派です。黄泉帰り派とでも申せましょうか。まあ普通にS風味の方なら、木乃伊とはいえもがき声や多少の動作等のリアクションがないと、見ていてつまらないものですからね。ここはひとつ、うっかり生き返ったら木乃伊にされてて大パニック状態といった感じで派手にもがきまくってもらいたいものです。
 マミフィケーションの亜種で下半身だけ施術する「人魚」なんていうのもございますが、こちらは水揚げ直後のとらわれのカツオのように、ビチビチとナチュラルにもがきまくれてよろしいかと思います。拘束は下半身だけなのでギャグやアームバインダーやロープなどもオプションでき、モデルの表情ウォッチングもできるのでわりと万人向けです。
 ちなみに本物の木乃伊は70日かけて作ります。わりと材料が簡単に手に入るからといって、くれぐれも本物製作はしないでくださいね。死体損壊罪等でタイーホされても知りませんよ。
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reijoh_shashinkan at 00:02│Comments(0)TrackBack(0) マミフィケーション 

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