August 21, 2007

ABC-2 Life with Fetters

隷嬢寫眞館で古くからお付き合いさせていただいているTK様から、随時海外ボンデージ作品のご紹介をいただくのですが、拝見しているだけでは申し訳ないと思い、簡単な感想などをこちらに書いてみようと思います。

本作品は、アビー・ナッシュ(Abby Nash)出演の古いビデオでして、原題を直訳しますと「足枷生活」となるのでしょうか。
家出少女のアビーが暖を求めて深夜明かりの漏れている屋敷の開いているドアから忍び込み、そこで居眠りをしてしまいます。そこに屋敷の主人らしき人物があらわれ、アビーを縛り上げてしまいます。あとは様々な緊縛図が次々と展開していきます。
ロープを吸い付けるようなアビーのむっちりした姿態がたまりません。
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April 20, 2007

着装文化通信25 トランク

 今やフェチのひとつの分類として当然のように名を連らねております、「着衣緊縛」というジャンルは全く奇妙な存在であります。
「フェチ」と「SM」の中間的な部分に位置する、というのが正しいような気がするのですが、SM?であるような、ないような。責め?的な要素もあるような、ないような。そして、わざわざ断る程に、なぜ「着衣」でなければいけないのか。我ながら疑問に思います。
 私の考える「着衣緊縛」というものは、縄の目の織りなす絶妙な様式美や、又は罪人が逃げられないように(しかも長時間耐えられるように)縛り上げる、という実用向きの技術等がもつ古典的「捕縛術」、拷問、責め、といったようないわゆるSMプレイ、等とは少々趣きが異なるもののようです。「着衣」にこだわるこちらは、もう少し不真面目?とでもいいましょうか。推理小説や時代劇などのヒロインが囚われる様、「縛り美」よりは、「悪者に捕まった可愛そうな美女」に憧れの眼差しを向けているのです。
そう考えると、「縄」というものの共通点だけで、かろうじて同じジャンルにくくられている、というくらい、別物なものなのですね、「着衣緊縛」とは(笑)。私にとって縄は単に彼女の自由を奪い、締め付けるためのものですから、例えば「亀甲」や「菱縄」等のようにそれほど凝った縛り方である必要はそんなには、ありません。むしろ、暴れる彼女を押さえつけるのに精一杯、美しい縄目など作ってる余裕は全くなく、ともかく口をふさいでから、後ろ手、そして両足を固定、そのあとやっと胴体をぐるぐると巻く。やれやれ、と一息。
 重要なのは「捕まってしまった可哀想なヒロイン」という設定でありますから、「生々しく食い込む結び目」だったり、「もがいた拍子にほつれた縄の端」に興味があったりするわけなのです。そしてそんな状況を盛り上げるのに欠かせないのが衣装、着衣ということになってまいります。猿轡でしゃべれない彼女に代わって、その状況を説明するのが衣装のひとつの役割になってくるのですね。
 さて、私がこのような妄想に憑かれ、徐々に人生を踏み外してゆくことになりました原因のひとつは子供の頃に読み、すっかり脳裏に刷り込まれてしまった探偵小説やミステリー小説にあると考られます。必ず悪者に攫われ、縛り上げられる無力な美しいヒロイン達の挿絵などには不思議な感動を覚えたものでした。そして中でも特筆すべきは悪者、悪役、敵役…その犯罪者方の魅力的なことといったらありませんでした…。
 「紳士的な犯罪者」というのは私のボンデージ感に於きましては重要な課題のひとつであります。紳士的犯罪者。そんな不条理なものが存在するとすれば、それはフィクションの世界になるのですが、中でも筆頭は江戸川乱歩様様様。江戸川乱歩といえば「緑衣の鬼」という着衣緊縛マニアのための名作中の名作がございますねぇ。(※偏った意見です)
 この中で何者かに攫われたヒロインがなんとホテルの一室でトランクの中から発見される場面があります。そのヒロインの証言によれば、犯人はトランクに閉じ込めておくものの、それ以上の危害を加えること等は一切なく、とても紳士的であったということです。なんと素晴らしい犯人は、美しい彼女をただトランクに詰め込んでいるだけで満足していたのでありましょうか。(※原作とは粗筋が異なる場合があります)
 今回の「トランクの女」シリーズはやはりこの場面に強烈に影響を受けて作った作品…で御座います。女性を誘拐してきて、閉じ込める…。段ボールでも、冷蔵庫でも、ましてドラム缶でもない、「スーツケース」であるというところに特別な情緒を感じずにはいられません。そこには犯人の余裕、知的さ、上品さ、が感じられます。そのまま山の中に投げ捨てたり、東京湾に沈めてしまったり、というような野蛮な空気は一切なく、たとえばホテルの一番の奥の部屋にひっそりと籠ってしまうような背徳的に陰気な世界感が溢れています。現実感のない、おとぎ話のような現夢の世界が…(笑)。
 そんなこんなで「緑衣の鬼」に憧れて十何年も前に購入した、部屋の片隅に眠ってた大きなスーツケース、やっと日の目を見る事になった次第です。実際に人間を詰め込んでみると、それはもう大の男の力をもってしてもなかなか持ち運べるような代物ではございません!! それでも平然とホテルの部屋へ運び込む…。
 紳士というものは人知れず苦労も多いものなのですねぇ。


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March 25, 2007

DAFB-011

DAFB-011『真珠華麗奴(マスカレイド)① 隷嬢魅貴(れいじょう みき)』
青山魅貴(あおやまみき)
【解説】
SMクラブ「マスカレイド表参道」様のご協力を得て、
在籍の魅貴(みき)嬢を着衣緊縛した作品です。
※マスカレイド表参道URL=http://www.masq.tv/
 第1話:超ミニのスーツに網タイツ。
 第2話:レザーのホットパンツとニーハイブーツ。
 第3話:デニムのミニスカートに黒のオーバーニーソックス。
(全話に猿轡装着シーンあり)
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March 04, 2007

Shannon Shows Off

 90年代の前半期は、わが国においては空前のボンデージ・ブームが沸き起こっていたと記憶しております。大洋図書におきましても、いくつかのボンデージ・シリーズが毎月発売されておりました。中でも「LOVE BONDAGE」シリーズは、米国はボンデージの老舗ハーモニー社の名作タイトルを再編集して国内に提供してくれた、まさにボンデージ伝道のシリーズでありました。この「SHANNON SHOWS OFF」は、そのシリーズの7作目に当たるもので、シリーズが最盛期を迎えた時期の傑作タイトルのひとつと申せましょう。現作品は、ハーモニー社で販売していた「JE-12」であり、再編集の関係で収録時間に異同が見られるようですが、要点はしっかりおさえておりますから、現作品の内容を充分に鑑賞できると思います。
 原作品の「JE」とは、著名なボンデージ・アーティストであるジェイ・エドワーズ(Jay Edwards)氏が監督を務めた一連の作品群を指すものでありまして、それらの内容は、ストーリー物からボンデージ物まで幅広いものでありますが、今回の作品は後者のボンデージ物に当たります。ボンデージ物とは、ストーリー性を重視せず、緊縛もがきシーンに終始する海外ボンデージ作品の基本的スタイルに対しての便宜上の呼称です。
 当タイトルは、衣装ごとに大きく3つの部分で構成されております。第一は白ランジェリー、第二は赤ガーター、第三は臙脂色のランジェリー、です。但し、部分ごとに章立ての表示があるわけではありません。
 第一の白ランジェリー篇は、単一の緊縛のみですが、なかなか厳しい縛り方で、観る者を冒頭からいきなり圧倒させてしまいます。両膝を折ったかたちで脚を固定し、両手を頭上に吊り上げて固定したスタイルは、正面から見ると「人」の文字のようでもありますが、縛られている者からすればそのような悠長なものではなく、膝に全体重がのしかかり、また手首は細いロープでぎちぎちに縛ってあるため、殆ど血も通わないような状況の中で、更に強引にボールギャグを噛まされてしまうわけですから、まさに拷問のような縛り方です。
 第二の赤ガーター篇は、三種の拘束シーンが出てきます。最初はベッドに縛り付けて赤い粘着テープを幾重にも口に貼り付けます。無論、大きな布の詰め物もしっかりと口中に押し込んでいます。次はアームバインダーです。これは別名アームザックとも言って、縦長の細い袋状のものに両腕を押し込んで背中で固定するもので、ボンデージの基本的なアイテムのひとつです。最後は白いロープで和風の緊縛です。白い布での噛ませ猿轡を鑑賞出来ます。
 第三の臙脂色ランジェリー篇も、三つの拘束で構成されております。最初は黒布瘤付き猿轡で途中でホグタイにされてしまいます。次は柱に立たせての縛りです。白い粘着テープギャグを途中で剥がして、カバード・ボールギャグを強引に装着されてしまいます。そして最後は部屋の中央に立たせて両手を天井から吊った状態での緊縛です。青いボールギャグがラストを際立たせます。
 以上に述べましたとおり、この作品は、ボンデージの典型とも言える要素が凝縮されており、ボンデージの魅力を手早く味わい、またどのようなものがボンデージ作品と呼ばれるのかを簡単に理解する上で、最良のものと言えるでしょう。実を申せば、筆者がささやかに運営しておりますウェブサイト隷嬢寫眞館における作品の多くは、このような作品のスタイルを出来る限り祖述しようとした表れに他ならないのです。この「Shannon Shows Off」がDVDで復活したことが、わが国に第二のボンデージ・ブームを到来させる第一歩となることを大いに期待する次第です。


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February 20, 2007

着装文化通信24 コントーション

バレエ、新体操、フィギュアスケート、バレーボール、などは定番でしょうか。けど、柔道や剣道は、私自身はアウトかな。サーカスの軽業…中国雑技団の少女達…あたりはなんとなく珍しさや奇妙さが際立っていますし、セーフっぽいような気も致します。更にここ数年で一気に市民権を得たような「ヨガ」は…難しいところです。微妙ですがその宗教的精神鍛錬的イメージを考えればエロとはほど遠い気もするのですが…。
 唐突な始まりで恐縮です。一見、エロやフェチのなどとは一切関係がなく、健全で爽やかなものの中からも積極的にボンデージ的要素を発見し、普段の日常に彩り(緊縛)をそえていこうではありませんか、という地下活動を個人的におこなっているというお話です。一口にいえば、「エロを感じるかどうか」ということなのですが(笑)。
 極度に柔軟な姿勢での緊縛についての調査を進めておりましたところ、どうやらそのような姿勢をとることの総称を、「コントーション」(Contortion)というらしいことがわかりました。そういうわけで今回のテーマは「コントーション・ボンデージ」、分かりやすくいうと「柔軟・軟体フェチ」といわれるジャンルについてのお話です。
 撮影の為に縛らせて頂き、もがいたり、抜け出そうとしたり、ポーズをとって頂いたりする時に、身体が柔らかい、ということは以外と重要なポイントになってきます。特に隷嬢寫眞館のお約束的設定は拘束された女性の無駄にもがく様をじっくりと観賞したい、というものですので、身動き一つできない状態にまで拘束してしまうということはほとんどありません。じたばたと抵抗はできる…けれども抜け出せない。ここのあたりのさじ加減がとても重要な要素なのであります。後ろ手で縛ってホグタイやあぐら縛りの状態でジタバタして頂くくらいのことですが、やっぱり関節の柔らかいモデルさんですと、元気にもがいていただけますので、こちらとしても縛り甲斐のあることでございます。そして、中には、そんな次元でないレベルの柔軟さをもつモデルさんが稀にいらっしゃいます。
 「コントーション」とは、「極限の柔軟性」をみせる、基本的にはフェチ、というよりはアーティスティックな意味で、人間の体の柔軟性を極限まで見せる、体の柔らかさを見せる柔軟芸という芸術、パフォーマンスのことですから「コントーション・ボンデージ」とは写真のような、どこがどうなっているのやら、な状態で、更に縄をかけたとんでもない状態のことを指します。
 不自然極まりないこのポーズ、人間というよりは奇妙な生き物にさえ見えてくるこんな状態での緊縛に対して、これほどの興味と喜びを持つ私は、果たしていかがなものでしょうか。
 この「緊縛実験」という作品はそんな気分から制作された、まさに実験作品でありました。
 どこで得た知識なのか、もはや定かではないのですが、私は長い間この縛り方を「魔女縛り」というのだと思って使用していたのですが、ネットでの検索結果を見るにつけてはどうもそういった通称は存在しない可能性が浮上致しました。(ご存知の方にご教示賜りますれば幸甚これに過ぎるものはございません。)
 この不思議な拷問のような…縛り…というかポーズ…。(どうもヨガにこのポーズが存在するらしいです。) 折り畳まれた身体に不自然に覗く顔と腕。無防備な股関節。苦しげに見上げる目。こんな状態の女性を更に縛り上げて固定してしまえば、あとはまるで丸い物体のようなその女性のうめき声が聞こえるばかりとなるわけでございます…。
 嗚呼、ということはヨガもエロに含むということになるのですね。
 今後も体操、シンクロ、フィギュアスケート、バレエ等々、一見健全度100%の爽やかなスポーツの中のフェチ要素について追求していきたい所存なのであります。


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