December 20, 2006

着装文化通信23 サンタガール

 本物とのギャップがこれほどの開きを見るコスプレもあるものでしょうか。何しろ、元祖は還暦もとっくに過ぎたと思われる太った白髪のご老人なのですからねぇ。どこの変態様の発明品なのでしょうか、あの例のおじいさまを無理矢理に女の子化したモノなんですが。おなじみの真っ赤でダブダブ、色気のカケラもないようなあの衣装が、カワイイ美少女が着るとまあ、こんなにまで違うものかと驚いてしまう次第です。
 北風の辛くなりつつあるこの季節、早くも町には浮かれた赤や緑のイルミネーションが。テレビも雑誌もクリスマスな話題一色となりつつありますこの時期の風物詩といえば、アレですね、メイドさんやセーラー服などのコスプレものの中でもちょっと特殊な部類に入るかと思います、「サンタさん」ならぬ、「サンタガール」の出番なのであります。
「サンタガール」。
 これほどに季節限定品のコスプレもめずらしい!11月ではまだ早い、12月26日にはもう古い。毎年2,3週間程度の命です。儚いです。あと意味わかんないです(笑)。なんなんでしょう、サンタさん(美少女)って!!
 個人的には楽しみ方が難しいなぁと思っておりましたが、よく考えてみると赤い衣装は黒のストッキングと相性抜群ですし、セットの帽子も中々新鮮で普通にかわいいのではありませんか? 白いフワフワと、真冬でも、意地でも、ミニスカート。あと「夜中に部屋に忍びこむ」的な設定はちょっといい。…みどころあるかも(笑)。
 というわけで、設定と、適度に妄想で楽しんでみることと致しましょう。
 雪の舞い散るクリスマス。真っ暗な夜にまぎれて、夜中にコッソリと、静かに忍び込むはミニスカートのサンタさん(美少女)。 (ここはやはり「私がプ・レ・ゼ・ン・ト・ですよー」くらいのことは言って頂きたいですが)
「はぁーいサンタさんですよ★ヨイコの君にぷれぜんともってきたんですよ★うふふ」
 とかまあ、無難にそんなくらいが自然な(?)成り行きなんでしょうか。なにしろサンタさんですからね。なんでもありなんですよ。便利です。
 そしてここで急展開です。
 一年に一回のサンタさん捕縛のチャンスを待ち構えていた、ヘンタイさんにアッサリと捕まってしまうという悲劇が。何しろまだ見習いの身ですからね(新設定)。隙だらけなんですよ。あと縛られ好き。
 ガバっ!(後ろからサンタさんを抱きかかえるように襲いかかる部屋の主)
「あっ?!なっなにするんですかっ??やっやめて下さいぃっ(涙目でジタバタ)ちょっっちょっと私はサンタさんですよ?!!なんなんですか?そのロープ??!っ!!あっやめて下さい!!あ!そ、そんなとこ縛んないでっ!!!」
「いやぁっ!!!」(あっという間にはがいじめ。口に布を詰め込まれて、叫ぶ事もできないサンタさん。そして、暗転。
 等の楽しい馬鹿げた妄想も、この時期ならではの風物詩……。
 そんなこんなで創り続けて隷嬢寫眞館の「サンタガール」シリーズも早3作目を数えます…。捕まってしまったサンタさんのその数およそ20人とは我ながら驚きの数にございます。よくもこれだけの数のサンタさんを捕まえたものですねぇほんとに。個人的にはミニスカートからチラりと、しかしシッカリと覗く白い御御足、そしてその下にキュっとしめているストッキングのバランスなどがとっても見所かと。カワイイ帽子もいつの間にやら脱げちゃってるのもサンタさんの無駄な抵抗っぷりが伺えまして中々よいものです。
 というような雰囲気で今年の24日も更けてゆきそうでございます。皆様「も」よいクリスマスを御過ごし下さいますよう………。


reijoh_shashinkan at 13:04|PermalinkComments(0) Share on Tumblr 衣装に関すること 

October 20, 2006

着装文化通信22 全頭マスク

 かつての日本の女性は常に”見られる”側の存在であって、男性から見られても見返してはならなかったものだそうです。その為には目が細長い方が都合が良かった、との説。(平安時代からの日本の美人の条件:「細い切れ長の目」)しかし、現代は映画の普及によって女優の目の演技に女性の魅力の価値が出てくるようになったとか。おかげさまで切れ長の目よりもまつげビッシリな大きな瞳が、女性の理想となっていったのでありましょう。
 さて、口の中に布をありったけ詰め込んで、ガムテープでピッタリと蓋をされて暴れないように、抵抗できないように、両手両足を縄でグルグル巻きにされて床に転がる女。口を塞がれていて悪態をつくことも、今すぐに縄を解いてもらう為に懇願することもできない、そんな状態の彼女が感じているであろう「怒り」「恐怖」、そして「屈辱感」…。このような感情が、一番強く現れる部分といえばやっぱりその「瞳」であります。言葉を封じられた状態だからこそ、一層、私の頭の中に(妄想と一緒になって)強烈に訴えかけてくるのであります。「目は口程にものを言う」とは、まったくその通り。彼女が今、怒っているのか、憤っているのか、はたまた、新しい感情に気がつき戸惑っているのか…なによりもその目が雄弁に語っているのであります。私が中でもボールギャグを愛用するのも、その辺のことをふまえた上でよく考えてみれば、「呼吸を制限する」とうよりは、それによって、女性の「瞳」の力を強調したいから、という一面もあるのだと思うのです。
 というようなまったく真逆の主張から始まりましたが、今回のテーマは「顔のない女」についてなのであります。つまり、拘束愛好家の中でも上級者向きといってもよいかと思います、前回のスリープサックに引き続き窒息マニアの必需品、「全頭マスク」の登場であります。
 まず感じたのは、不思議な違和感。そして恐怖感。マスクをかぶらせたその途端、得体の知れない生き物に成り下がってしまった女性が、闇の中をそろそろと手で探りながらもがくその光景は、見慣れた光景とはひと味違った異空間でありました。
 顔が、目が、見えないというだけなのに、人間ではない別の生き物のように見えてくるのが不思議です。目の前で蠢く、その生き物は一体何を思っているのか、全く理解できないなと思った瞬間に感じた恐怖感。相手の状態が見えないということの不安感。見た目はピッタリとした皮の光沢と素材感によって無機質な感じを与え、一種倒錯的な美しさがあるのですが、それでもキレイなお人形というよりはもっと動物に近いものに感じられます。「無表情」である部分がそう思わせるのでしょうか。私の足元に見た事の無い生き物がいる。人格を奪われ、見る自由も喋る自由も無く、手足さえも思うように動かせないこの生き物は一体何を思っているのだろうか。慣れない生き物を前に多少の戸惑いと、完全に目の前のものを自由にできるという征服感…。これが私の最初の感想でありました。
 独特の顔全体にピッタリとした拘束感が、拘束マニアに人気の所以です。本当のまっ暗闇の中、呼吸が出来ないという恐怖感はただ事ではないと想像致しますが、その後は次第に不思議な感覚に呑まれていくものだそうであります。
 暗いマスクの中は自分の呼吸音が生生しくきこえるだけ。自分が目を開けているのか閉じているのかさえ分からないような状態で視覚と聴覚を剥奪され、完全に動きを制限されて、荷物のように運ばれる自分。このような、ある意味極限の状態。極端に感覚と呼吸を制限されているために精神は不安定になり、方向感覚はなくなり、皮のマスクの中は汗とヨダレでびっしょりになります。一瞬、このまま、死ぬ…ということもあり得る。という考えが頭のどこかに浮かんでは消える。もうどんなことになってもどうしようもない、という一種投げやりな心地よさを感じる自分に気がついたときにはもう貴女は顔面拘束の虜なのであります。


reijoh_shashinkan at 13:03|PermalinkComments(0) Share on Tumblr 猿轡に関すること 

August 20, 2006

着装文化通信21 ボディーサック

例えば犬の首輪ですとか、医療用の拘束衣ですとか、死体を入れる袋、またはキャンプなどで使う寝袋など。フェチの世界とは一見無縁である実用的なものにまでボンデージを感じて思わずニヤリとしてしまう。というようなことは皆様にも日常茶飯事かとは存じますが。
拘束衣に続く、「そんなつもりじゃなかったもので拘束するのはとってもエロティックですよね」というシリーズでございます。
「寝袋」というか、それを拘束用グッズにした「ボディーサック」(または「スリープサック」)についてのお話です。
かさばった真っ黒な袋に包まれた白い女性の身体、というのは、いうまでもなくフェチ心をくすぐるシュチュエイションであり、彼女の身体を丸ごとすっぽりと包んでしまうというのはある意味究極のボンデージといえなくもありません。見えない部分が多ければ多い程に淫らな妄想は膨らむのに違いないのですから。また窮屈感、窒息感を好まれる方々に人気があるのもこのボディーサックです。
今回のDVD(「ボディーサックの魅力」)で使ったものは、内部に更に両腕をしまう部分があったり、ファスナーも凝っていたりしているので自分ですべて着てもらう、という訳には残念ながらいかなかったのですが、縄などの拘束感とはまったく違った感覚で(どちらかというとラップやテープに近いものと思われる)セルフで楽しまれる方も多いようです。
そういった愉しみにはまっていく女性。それを黙って見守る。ばかりかちょっと手助け(?)をする。これもまた-、作品制作に於いての重要な愉しみのひとつなのであります。
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 自分の力ではどうにもならないという「絶体絶命」の状態に於かれる事の心地よさ。逆らわなくてもいい、あれこれ思い悩む必要もない。ただ、自分の運命を受け入れて、逆らうことを諦めて、楽しめばいい。
だけど、これはとても危険な感覚。きっと、エスカレートする。そして、止まらなくなる。そういう、予感がある。
朦朧とする意識の中で、なんだか不自然な息苦しさを感じた時には手も足も「袋の中に入れられてるみたい」に
まったく動かせない状況になっちゃってた。
 真っ黒な寝袋…のような形の…皮? これは、なぁに?
手足もスッポリと収まってしまってどうしようもなく、窮屈な状態。それはまるで寝袋のような。ゴムの独特のキツい感触が身体にまとわりついて息苦しい。呼吸が圧迫されて、キモチワルイ。ぎゅうぎゅうってきしむ音が響く程に締め付ける。微妙に伸びみては、でも 更に身体に食い込む感覚、それがボディーサック。顔だけは、袋から出ているんだけれどそれがどうだっていうの。口枷を着けられた状態ではやっぱりうめき声を漏らすのがせいぜいのところで、あとはかろうじて自分の惨めな状態が目の端に入るだけ。床をゴロゴロと這い回る…というよりも実際は転がっているだけの、まさに私は芋虫のように「手も足もでない」悲しい生き物になりはてている。だけど、この苦しみに満ちた絶望感こそが、私にとっての刺激的なファンタジー。この窮屈感を一度感じてしまったら、あとはもう、深みにはまるだけ。そういう予感は、やっぱり当たってた。
(隷嬢寫眞館DVD「ボディーサックの魅力」より)
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これは実際に作品の中でボディーサックを着て頂いたモデルさんにパッケージ用に書いて頂いた感想文です。
少しばかり妄想が勢いに乗って居られるフシもあります(笑)が、元々テープやラップなどの「拘束感好き」な方でいらっしゃますからこのような全身を包む感覚も気に入られたようです。こういった状態に更に全頭マスクなるものを装着した場合それはもう隙なし!の最強のボンデージな状態といえましょう。これまたマニアックな一品。全頭マスクについてはまたの機会に…。


reijoh_shashinkan at 13:02|PermalinkComments(0) Share on Tumblr 拘束具情報 

June 20, 2006

着装文化通信20 ラッピング

以前アメリカのボンデージ系サイトで一軒家の外の壁に満面の笑顔の女性を粘着テープでべたべたと貼り付けている写真をたまたま目にしてからというもの「さすがは米国人、ボンデージまでも明るくてポップであるのだなぁ(感心)」という考えに取り付かれている私です。根っからあんな感じの国民性なのだと写真からだけでも十分に伝わってくる程に、嗚呼、なんて清々しいあの本物の笑顔…。陰湿な雰囲気や、なんとなく暗い負のイメージのつきまとうSMプレイまでも爽やかにこなしてしまうとは、なんて素敵なのでしょう。さてさて、おそらくそんな米国発のフェチなのではないでしょうか、お菓子用のラップで女体を巻き巻き、プレゼントにも最適。今月のおすすめはラッピングボンデージです。
 ラップといえばなんといっても独特の光沢とつや、そして透明感がロープにはない最大の魅力です。そしていざ巻いた時には、ツルツルでかさばることなどありませんから、まるで何も身につけていないかの様なキレイな身体のラインそのままのシルエット(しかも拘束済み)を描き出すのです。ゴムやレオタード、水着などにも通じるピッタリ系の要素もふまえつつ、しかも肌が透けてみえる、というのもまた大きな見所のひとつであります。透明な素材が皮膚に張り付いている様子はなんともエロティックですし、何重ものラップに包まれた中で手足をもぞもぞと動かす様が外からたっぷりとじっくりと観賞できるのはこのラッピングプレイだけの愉しみであるといってよいでしょう。
 女性を捕まえて完全に動けないように包んでしまいたい、という願望と、だがしかし、所々素肌を除かせたい、チラリと除く太ももに、胸の谷間に、指の先に、ロマンを感じ、どちらも捨てがたく、日々真剣に悩んでおられる方々にはまさにうってつけといってよいかもしれません。
縄で「包み込む」までの拘束感を与えるためには膨大な量の縄、更にはものすごい労力が必要となります。粘着テープというのは以外とお手軽かもしれませんが、上手く貼るのも剥がすのも大変だし、肌を傷つけ易いので中々好みの分かれる方法であるといえます。
 その点ラップはとても優秀で、粘着テープのようにいろんな所にくっついたりしないので、初心者の方でも割と簡単に彼女の腕や足をぐるぐる巻きにできます。身体中にクルクルと巻き付けるだけでミイラのような状態にもできますし、また、以外と伸縮も自在なのでおもいっきり引っ張って巻けば結構な束縛感を与えることも可能です。縄のように一点に拘束感が集中することもないので、血流を止めて相手に苦痛を与えるようなことがないばかりか、縄の痕が残るような事もありません。更にラップで巻いた後は、ハサミや手などで穴を開けたり、ビニールテープで緊縛感を増したり、猿轡をしたり、目隠しをしたり、それからのバリエーションも豊富に楽しむことができるのです。両手脚を別々にラップし、腕と胴体を一緒に包み、両足をラップし、ミイラのように包んでしまった彼女を床に転がしてみましょう。女体が自力で立ち上がることすらもできず芋虫のようにうねうねと這い回る様というのは、なかなか癖になる眺めでありますよ。
 そして、お手軽といえば自分でくるくる巻いて拘束感を楽しむのにも大変適した道具でありますのでいきなり縄、というのは敷居が高いという初心者な方にもお勧めの一品です。
 私は黒のギャグやピンヒール、ストッキングとの色の対比が好きでよく使うのですが、アメリカ製の色付きのラップというものがありまして、一瞬とまどうような蛍光のピンクや緑などのカラフルさでこれを使うと更にプレイ的雰囲気が盛り上がるのもうれしいです。
しかしながら、この色のラップで包まれた食べ物ってちょっとどうなんでしょう…おにぎりとか…と流石に少々疑問に思わないでもないのですが。


reijoh_shashinkan at 13:01|PermalinkComments(0) Share on Tumblr マミフィケーション 
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